Ver.1.11 アップデート内容をご紹介 (カスタムダイアログ、ライブ配信の大型アップデート など)

2025.07.04
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Ver.1.11アップデート内容紹介

2025/7/1 に実施したメンテナンスで、Ver.1.11 にアップデートしました。
その内容を簡単にご紹介します!

※過去の記事では、アップデート前の状態をご紹介しているものがあります。
 そちらについては順次対応を進めさせていただきます。

※2025/7/1時点 発生している不具合についてはこちら

ゲーム作成機能【β3】 アップデート

neemのエリア内でゲームが作れる、「ゲーム作成機能」をアップデート!
今回の【β3】では、アクションRPGのようなゲームがより作りやすくなりました。

ゲーム作成機能β3アップデート
  • 装備アイテムやアイテムドロップ
  • 敵AIのアニメーションを状態で切り替え
  • HP0になったときにゲームオーバー画面を表示
  • スポーンポイント、中間チェックポイント、プレイヤーデータのセーブ
  • モデルプレビューなどの設定UIの改善

neem公式YouTubeチャンネルにて、紹介動画を公開中!(再生リスト:ゲーム作成機能β3
他の手順を紹介する動画も準備中。順次公開を予定しています。

※ゲーム作成機能の詳しい使い方については、今後、改めてご紹介していく予定です。


アバターの操作性変更

アバターの操作性を変更しました。

  • 水中での動きを変更しました。
    • 自動で浮上しなくなりました。
    • 移動すると、カメラ方向に合わせて泳ぐようになりました。
      カメラを下に向けて前進すると、潜ることができます!
  • 坂道で一定の傾斜があると、滑り落ちるようになりました。
  • その他、軽微な調整を行っています。
キャラクターの操作性の変化

ショップ販売アイテムの追加(配置物)

今回もショップのラインナップを更新、室内向けの配置物を追加しました!
ぜひ、自由な空間作成にご活用ください。

Ver.1.11で追加した配置物

ライブ配信機能 大型アップデート

ライブ配信の自由度を高める、2つの機能を追加しました。

マイクを有効にする

(ライブ配信やボイスチャットなど「マイク」を使う機能は、機能を切り替えるたび、マイクがOFFになります。
配信などの際には、マイクのON/OFF状態にご留意ください。)

画面共有(※配信者・PC版のみ)

ライブ配信中、カメラ映像以外に配信者のデスクトップなども映すことができるようになりました
(※2025/7/1時点 PC版のみ使用可能です。)

ライブ配信を始めると、下のメニュー内容が変わります。

画面共有を始める

画面共有を始めるには、メニューの「画面共有」を選択します。

ウィンドウが開くので、共有する画面を選択します。

画面共有の設定
  1. ウィンドウ/ディスプレイ
    ディスプレイか、現在開いているウィンドウか、画面共有したい方を選択します。
  2. 画面共有する対象
    ドロップダウンリストで、画面共有する対象を選択します。
  3. プレビュー
    画面共有する対象が表示されます。
  4. OK
    OKを選択すると、画面共有が開始されます。
    (OKを選択するまで、画面共有はされません。)
画面共有されている状態

このように、カメラ映像と選択した画面が表示されます!

画面共有の用途例

ウェビナーやミーティングでの真面目な資料共有から、ちょっとしたおふざけにもご利用いただけます。

カメラ映像の調整

画面共有中、モニターにはカメラ映像も一緒に表示されています。
カメラ映像の位置と大きさを調整することができます。

カメラ映像の位置調整を始める

画面共有のボタン、右上のアイコンを選択します。

カメラ映像の位置調整

下のメニューの上に、設定ウィンドウが表示されます。
設定を変更すると、モニターのカメラ映像に反映されます。

ゲストマイク

ゲストマイク機能を使うと、配信者だけではなく、指定した参加者の声も配信にのせられます。
一時的な質疑応答や、複数人でのコラボ配信などにご利用いただけます。
(※配信者のみ、ゲストマイクの対象者を指定できます。)

ライブ配信のメンバーを表示する

ゲストマイクを有効にするには、まず、下のメニューの「メンバー」を選択します。
(ゲストマイクは、アバターメニューから指定することも可能です。)

ライブ配信のメンバーの発言許可設定

「メンバー」を選択すると、ライブ配信の参加者一覧が表示されます。
配信に声をのせたい参加者を探して、隣のアイコンを選択します。

発言可能になったときの表示

アイコンを選択すると、その人の声が配信にのるようになります。
ゲストマイクが有効になると、チャットログにメッセージが表示され、アイコンがゲストマイクを中止するものに変わります。

参加者側の表示

ゲストマイクが有効になると、下のメニューに「マイク」が追加されます。

発言可能になったときの視聴者のUI

アバターメニュー

アバターを選択すると、メニューが表示されるようになりました。
ダイレクトチャットや、ゲストマイクの設定がしやすくなっています。

アバターメニューを開く
  • プロフィール
    プロフィールを表示します。(フォローやフレンドについて詳しくはこちら
  • チャット
    選択した相手とダイレクトチャットを開始します。(テキストチャットについて詳しくはこちら
  • 発言許可(※ライブ配信中、配信者のみ表示)
    選択した相手のゲストマイクの設定を変更します。
  • キャンセル
    メニューを閉じます。

全体アナウンス(エリア作成者のみ)

エリアにいる全員に音声を配信することができます。
※エリアの作成者のみ使用できます。

通常、ストリーミングチャットやライブ配信に参加していると、その中での音声しか聞こえません。
全体アナウンスを使用すると、参加状態や距離に関係なく、全員に音声が届きます。
ライブ配信とストリーミングチャットを組み合わせた勉強会などのイベントを開催した際、イベント進行に使用したりすることもできます。

全体アナウンス機能を使う
  1. 下のメニュー、マイクの右上のアイコンを選択します。
  2. 「マップ内の全ユーザーにアナウンス」のチェックを有効にします。
    この後、マイクを有効にして話すと、エリアにいる全員に配信されます。
マイクを有効にする

(ライブ配信やボイスチャットなど「マイク」を使う機能は、機能を切り替えるたび、マイクがOFFになります。
配信などの際には、マイクのON/OFF状態にご留意ください。)


カスタムダイアログ

マップエディターで範囲とテキストを設定。
エリア内でアバターがその範囲に入ると、設定したテキストがダイアログで表示されます!
(マップエディターについてはこちら

テキストを呼び出す仕組み

カスタムダイアログは「トリガー」と「アウトプット」の2つを使用します。
アバターが「トリガー」に触れると、同じ「リンク先」が設定された「アウトプット」を呼び出します。
呼び出された「アウトプット」は、「内容」をダイアログとして表示します。

トリガーがアウトプットを呼び出す流れ

カスタムダイアログを設定する(コリジョン設定)

カスタムダイアログを設定するには、まず、マップエディターを開きます。
例として、上の図と同じ状態を作成します。

コリジョン設定を配置する

ダイアログボックスの設定を始める
  1. 下のメニューの「ファンクション」を選択します。
  2. 「コリジョン設定」のアイコンを選択し、コリジョン設定のウィンドウを開きます。
  3. 「つくる」を選択し、マップ上に設定用のキューブを配置します。
    「トリガー」と「アウトプット」を設定するために、2つ置いてみましょう。
設置したボックス

(「アウトプット」はアバターに反応しないので、マップ上のどこに置いても大丈夫です。)

TIPS:透明な壁やコリジョン設定の表示色

ファンクションの「透明な壁」や「コリジョン設定」のキューブは、エディター上の表示色を変えられます。
内容に合わせて色替えをしておくと、編集や管理がしやすくなるのでおススメです。

透明な壁の表示色を変える

トリガーとアウトプットを設定する

設置済みの「コリジョン設定」のキューブに、トリガーとアウトプットの内容を入力していきます。

ボックスを選択し、設定を始める

設置済みの「コリジョン設定」の内容を編集するときは、キューブを選択し、メニューの「設定」を選択してください。

まず、アウトプットを設定します。

ダイアログボックスのアウトプットの設定

「つくる」ボタンが無効になっているのを確認したら、内容を入力します。

  • 機能選択
    「アウトプット」を選択します。
  • 表示名
    マップエディターでのみ、キューブの上に表示されます。
    管理しやすいように、分かりやすい名前を付けておきましょう。
    ※入力後、セーブを行わないと表示されません。(2025/7/1時点)
  • リンク先
    アウトプットのIDを設定します。
    トリガーに同じ値を設定することで、2つをリンクさせることができます。
    半角の数字のみ対応しています。(2025/7/1時点)
  • 内容
    ダイアログに表示したいテキストを入力します。

同じように、トリガーの方も設定していきます。

ダイアログボックスのトリガーの設定
  • 機能選択
    「トリガー」を選択します。
  • 表示名
    マップエディターでのみ、キューブの上に表示されます。
    管理しやすいように、分かりやすい名前を付けておきましょう。
    ※入力後、セーブを行わないと表示されません。(2025/7/1時点)
  • リンク先
    呼び出すアウトプットのIDを設定します。
    (複数のトリガーに同じアウトプットのIDを設定することも可能です。(どちらのトリガーに触れても同じダイアログを表示))
  • 表示回数
    トリガーが1日に反応する回数を設定できます。
    • トリガーが反応した回数は1日経つとリセットされます。
    • 例えば「1」を設定すると、1回だけダイアログが表示され、その後は何度同じ場所を通ってもダイアログは表示されません。
    • 表示回数を無限にしたい場合は「-1」を設定してください。

以上で、トリガーとアウトプットの設定が完了です。
マップエディターで「セーブ」をしてから、エリアに入って試してみましょう。

確認してみよう!

設定が完了したら、エリアに入ってダイアログが表示を確認しよう。

トリガーの手前

「トリガー」を設定した場所に近づいていくと…

トリガーに触れるとダイアログが表示

「アウトプット」に設定したテキストが表示されました!

カスタムダイアログの複数配置と活用

カスタムダイアログ(コリジョン設定)は、マップ上に複数配置することができます。
街に入ったときに歓迎のメッセージを出したり、次の目標地点の案内を出したり、色々な使い方が可能です。

ダイアログボックスを沢山設置したマップ

エリア内のちょっとしたユーモアにも…

テーブルにダイアログボックスを設置
テーブルにのると怒られる

Ver.1.11のアップデート内容をまとめてご紹介いたしました!

今回のアップデート内容は、ライブイベントやゲームに関係する内容がメインとなっています。
ぜひ、ちょっとしたイベントを開催したり、インタラクティブなエリアを作ったり、など、新機能をお楽しみください。
ご意見ご感想なども、アンケートお問い合わせフォームへ、お気軽にお寄せください!

これからもneemをよろしくお願いします!